2014年11月7日金曜日

玄箱HGにDebian(Wheezy)を導入する(1)

HDDの下準備をする

HDDを用意し、パーティションを区切る。
ブート領域
/boot
256MB
スワップ領域
swap
1GB程度
ルート領域
/
10GB程度
Samba用
/mnt
残りの容量
EMモードでログインし"/sbin/mfdisk"を使用すればパーティションの作成など出来るようだが、見慣れないコマンドだったのでホストPCに繋げてパーティションの操作を行う。
u-bootからの起動は/bootのパーティションが大きすぎると失敗するそうなので256MB程度に抑える。

パーティションを区切って/bootの中身の無いHDDを玄箱に取り付けると勝手にEMモードで起動するので、EMモードでパーティションのフォーマットを行う。
EMモードではHDDを上で記したようにパーティションを区切ると、以下のようにデバイスファイルが割り振られている。
/dev/hda1 /dev/hda2 /dev/hda3 /dev/hda4
まずブート領域をフォーマットする。
EMモードやu-bootからはext3形式のパーティションは読み込めないようなのでext2形式でフォーマットする。
-Lオプションでボリュームラベルを設定出来る。後々便利なので設定しておく。
# mkfs -t ext2 -L boot /dev/hda1
ルート領域とスワップ領域もフォーマットする。
ext3形式でも構わないが、何故かEMモードでは読み込めなかったのでext2形式でフォーマットする。
# mkswap -L swap /dev/hda2
# mkfs -t ext2 -L root /dev/hda3
必要があればSamba用のパーティションもフォーマットする。
# mkfs -t ext2 -L mnt /dev/hda4
ひとまずHDDのパーティションの下準備完了。
ブート領域
/boot
256MB /dev/hda1
スワップ領域
swap
1GB程度 /dev/hda2
ルート領域
/
10GB程度 /dev/hda3
Samba用
/mnt
残りの容量 /dev/hda4

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